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【ブックレビュー】新世界より(上・中・下)貴志 祐介著

 

皆さん、こんにちは!
ATOMicaの川元です。

 

今回、私がブックレビューで紹介したい本は、中学生の時に読んで、かなり印象に残っている一冊です。

 

※ちょいネタバレありなので注意です!!

 

 

1000年後の日本を舞台に書かれています。

集落の中で”村の外に出てはいけない”という掟がある平和な村の少年少女5人を中心に物語が進んでいくのですが、現在の日本と全く違う部分が人類は「呪力」と呼ばれる超能力を生まれながらに持っているところです。

 

そしてバケネズミと呼ばれる不気味な生物を使役して生活しています。

 

「呪力」には攻撃抑制・愧死機構という暗示があり、対人攻撃ができず、無視すると自分の体を破壊してしまいます。

それは幼年期からのマインドコントロールや通過儀礼である暗示によって刷り込まれているものであり、そのため攻撃するなど考えられないことでした。

しかし呪力が使えない者たちがいつの間にか居なくなっていたり、平和な村が数々の犠牲の上に成り立っていることに少しずつ気づき始めた主人公たちは周りに不信感を抱き始めます…

 

 

この本を読んだ後、もし日本の誰かが・自分が超能力を手にしたらと考えると期待を抱くのではなく少し恐怖を抱いてしまいました。

あたりまえがあたりまえじゃないこと、平和はいつでも不安定な場所で成り立っていること、「常識」ということが自分だけの範囲内だけかも知れないことなど、自分に置き換えてもとても考えさせられる本です。

 

サスペンス寄りのお話で、読み始めると止まらなくなる面白さです。ぜひ読んでみてください!!!!

 

 

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