様々な人と企業が集まり、繋がり、化学反応を起こす長岡発となる新たなコミュニティスペース「assemble(アッセンブル)長岡」(株式会社ATOMica)は、おかげさまで2024年10月27日(日)でオープン1周年を迎えることができました。昨年10月のオープン以来、合計33回の多様なイベントの開催などを通して多くの繋がりを生むことができ、地域活性化に貢献してまいりました。
そこで今回、日頃の皆さまへの感謝も込めて、2024年10月25日(金)に、長岡市大手通商店街振興組合と共同で「長岡らしい、分け隔てのない共創の場へ」をコンセプトとした【祝1周年!長岡市商店街と「assemble感謝祭」を開催!】を開催し、過去最大となる約50名の方にご来場いただきました。
当日は、「assemble長岡」のこれまでの取り組みに加え、今後の長岡市商店街の活性化を目指して、長岡市商店街連合会理事長の安藤栄治さんと小柳建設株式会社代表取締役社長の小柳卓蔵さん、株式会社ATOMica代表取締Co-CEOの南原一輝で、「商店街をアップデートする共創会議!!〜若い世代に選ばれる魅力的な地域とは?~」と題したトークセッションを行いました。
また、トークセッション後の1周年記念パーティー(交流会)では、長岡市商店街にある飲食店の方々とコラボレーションし、地域の方々との相互理解を深めることができました。
■assemble長岡の1年間の取り組みを発表。1年間で33回のイベントを実施!
第1部では、「改めまして、assemble長岡です」と題して、assemble長岡のコミュニティマネージャーである荒川、秋田、星野が登壇しました。
荒川からは、assemble長岡の「ヒトとヒト、ヒトとモノ・コトを繋ぐスタッフがいる空間」、「何かが起こりそうなワクワク感を体感できる空間」、「やってみたい、できたらいいなを現実にする空間」という3つのコンセプトを改めてお伝えするとともに、1年間の活動内容を報告しました。
assemble長岡では、単なるイベントの実施に留まらず、利用者や地域で活動する方々の願いに寄り添い、assemble長岡を起点に皆さんの夢を後押しできるような場を提供してきました。
実際に、学生と一緒にプラレールイベントを実施したり、子連れでイベント参加できるようにフリーランス保育士の方とコラボしたり、イベント司会に挑戦したかったママの方と企画を行なったりと、合計33回のイベントが実現しました。
最後に秋田からは、「2年目は、若い世代を応援するイベントに加え、商店街とのコラボレーション企画や、商店街の魅力発信、レンタルスペース・シェアオフィスの拡充に力を入れてまいります」と、今後の展望を語りました。
■「若い世代に選ばれる魅力的な地域」をテーマに、長岡市商店街連合会の安藤理事長と議論!
続く第2部トークセッションでは、「商店街をアップデートする共創会議!!〜若い世代に選ばれる魅力的な地域とは?~」と題して、assemble長岡の運営を担う弊社代表取締役Co-CEOの南原をモデレーターに、長岡市商店街連合会理事長の安藤栄治さん、小柳建設株式会社代表取締役社長の小柳卓蔵さんにご登壇いただきました。
安藤さんは長岡市大手通りの歴史を紐解きながら、モータリゼーションや大型店進出による商店街衰退の経緯を説明。「時代の変化への適応不足が課題」としながらも、長岡市中心市街地の50年に1度の再開発などを背景に、今後は「安らぎのある触れ合い」を重視した商店街を目指すべきだと提言されました。
これらの課題に対して、小柳さんは「長岡市には都心へのアクセスが良いという地理的優位性や、スタートアップ支援の機運が高まっているなど、大きなポテンシャルがある」と強調し、「若い世代の声を拾い上げ、彼らが活躍できる環境を整備すること」が重要だと語りました。
また、安藤さんが11月に設立する株式会社まちづくり長岡では、大規模な同窓会プロジェクトを構想しており、Uターン・Iターンを促進する狙いがあると説明されました。今後もいかに「若者が長岡に帰ってきやすい仕組みを作り、次世代リーダーを育成するか」が重要な論点となりそうです。
そして、assemble長岡としても、まさにこの部分を担っていきたいと考えており、最後に南原が「地域の方々や若い世代の挑戦を後押しする長岡のハブとなる拠点を目指していきたい」と語りました。
■1周年記念パーティーでは長岡商店街の素敵な食べ物やお酒が盛りだくさん!
トークセッション後の第3部1周年記念パーティー(交流会)では、長岡市商店街にある飲食店の方々(グルメール、GooTh Table、米八、フクセンドー、おやつショップdabo、喜京屋、やま竹、長岡大手通酒場 鉄の音、 Paris パイ、吉乃川、ワインファームとちお、サトウ商店)とコラボレーションし、美味しく、楽しく、地域の方々との相互理解を深めることができました。
◎1周年記念パーティーの途中では、定期開催イベント『大人の遠足』を一緒に企画している「ぷらぷら長岡の三尺玉三郎」さんから素敵なプレゼンが!
また、参加者の方からは「素敵な場があることが知れて、イベント等にも参加したくなった」「私にも何かできないか、そんなことを改めて考えるきっかけになった」などの声も多くいただきました。
assemble長岡では、引き続き皆さんの期待に応えるべく「年齢や属性に関係なく、長岡に関わる人々や企業が気軽に交流し、利用者にとって楽しみでワクワクする出会いを生み出し、長岡発の新たなビジネスや起業家が生まれるきっかけ」となることを目指していきたいと思います。
■登壇者プロフィール
1957年5月9日生まれ。新潟県長岡市在住。長岡市商店街連合会理事長、株式会社越後屋安栄館、有限会社フェスタ、株式会社グルメールの代表取締役、長岡信用金庫理事などを務める。 また、長岡市にある小中高のPTA会長や新潟県商店街連合会会長、長岡市大手通商店街振興組合理事長なども歴任し、地域商店街の活性化に尽力。 |
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1981年新潟県生まれ。金融会社を経て、祖父が創業した小柳建設に入社。管理部門を担当し、2014年6月に父親を継いで32歳の若さで社長就任。京セラ創業者である稲盛和夫氏の著書『アメーバ経営』に刺激され、社内改革に取り組む。古い体質の建設業界にあって、デジタル化を推進。2016年に日本マイクロソフト社と連携して、MR(複合現実)技術を使った建造物の3Dモデル・CADデータなどを空間に投影するシステム「Holostruction(ホロストラクション)」のプロジェクトをスタートさせ、実用化にこぎ着けた。 |
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1994年大阪生まれ、大阪大学卒業。在学中に起業しグループインタビューを通じた若年層向けマーケティング・商品開発事業に従事。その後、同社株式を譲渡して三井物産株式会社に入社。シリコンバレーのデータ系スタートアップへの資本業務提携とその後の同社ソリューションの日本展開を担当した後、社内起業家として事業開発に従事。米国シリコンバレーでデザインコンサルティングファームであるIDEO社と共にデザインリサーチを行った後、日本での事業開発を開始し、飲食店の空席をワークスペースとして利用可能にするアプリSuupをリリース。大学時代からの友人である嶋田の誘いを受け、2021年に執行役員としてATOMicaに参画し、2022年4月に取締役COOに就任し、2023年3月より現職。 |
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・「assemble長岡」ウェブサイト: <https://assemble-nagaoka.atomica.co.jp/ >
assemble長岡は、年齢や属性に関係なく、長岡に関わる人々や企業が気軽に交流し、利用者にとって楽しみでワクワクする出会いを生み出し、長岡発の新たなビジネスや起業家が生まれるきっかけとなることを目指しています。約60席のコワーキングエリアと2つの会議室をはじめ、利用者様同士の交流を促すフリースペースやフォンブース、スクリーンやプロジェクターが完備されたイベントスペースをご利用いただけます。その他、高速Wi-Fiやプリンターなどオフィス設備も充実しており、効率的な仕事が可能です。
<施設概要>
名称:「assemble(アッセンブル)長岡」略称:アッセンブル
場所:〒940-0062 新潟県長岡市大手通2-4-5Wiseビル 3F (旧:BiCビル)
営業時間:平日10:00〜23:00 ※最終受付18:00
・株式会社ATOMica:< https://atomica.co.jp/ >
2019年4月の創業以来、「どこに住んでいても、どんな場面でも、誰もが仲間を経由することで、無限の機会に出会える場と仕組みを実現する」というミッションを実現すべく、日本各地で地域の人々と相談を集めて繋ぎ、出会いや共創を産む活動を続けています。2025年までに全国122拠点への進出を目指しています。