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ATOMica、新潟県魚沼市に「地域活性化起業人」を派遣 街の賑わい創出・地域活性化の実現に向けてサポート

コミュニティマネージャーが魚沼市の関係人口創出・拡大に寄与

#ニュース#プレスリリース
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ソーシャルコワーキング®︎スタートアップの株式会社ATOMica(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役:嶋田 瑞生、南原 一輝、以下「ATOMica」)は、総務省の助成制度である「企業派遣型地域活性化起業人制度」により、新潟県魚沼市にATOMicaのコミュニティマネージャー(社員)1名を地域活性化起業人として派遣し、魚沼市の関係人口の創出・拡大を目指すとともに、地域独自の魅力や価値の向上、地域経済の活性化につながる業務を推進していきます。

◼︎『地域活性化起業人制度』について

三大都市圏(※1)に所在する企業と地方圏の地方自治体が、協定書に基づき、社員を地方自治体に一定期間(6か月から3年)派遣し、地方自治体が取組む地域課題に対し、社員の専門的なノウハウや知見を活かしながら即戦力人材として業務に従事することで、地域活性化を図る取組となります。

企業や社員は、新しい形での社会貢献や、多彩な経験による人材育成・キャリアアップ、経験豊富なシニア人材の新たなライフステージの発見などのメリットがあり、自治体は、民間企業の専門知識・業務経験・人脈・ノウハウの活用や外部の視点・民間の経営感覚・スピード感を得ながら取り組みを展開できるなどのメリットが得られます。

※1 三大都市圏:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県

【総務省「地域活性化企業人」制度について】
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/bunken_kaikaku/02gyosei08_03100070.html

◼︎今後の取り組みについて

ATOMicaは、全国で累計37施設の運営を通じて、各地で出会った法人・個人の皆さまのあらゆる願いに寄り添い、その実現を支援するために、サービスや取り組みを通し、人と人を結び続けています。

新潟県においては、長岡市で地元企業様との共創拠点『assemble長岡』で、コワーキングスペース運営と、そこで行われるイベントやプログラムの企画・実施、また地域の行政、人、企業をつなぎ、皆様の課題解決に向けて様々な取り組みを行っています。

さらに、新潟市と連携し、首都圏等に本社を置く企業が、市内企業や教育機関との交流などを通じて、新潟市内での本社機能移転やサテライトオフィス開設に向けた本格的な検討を促進する『@新潟サテライトオフィス』の取り組みをサポートしています。

市内の企業と他県の企業のつながりを作ることで企業連携の活性化を図り、新事業やイノベーションの創出を促進する取り組みを推進しています。

今回、ATOMicaが地域活性化起業人として、魚沼市に派遣するコミュニティマネージャー(社員)が取り組むテーマは「関係人口の創出・拡大/街の賑わい創出・地域活性化」です。

ATOMicaのコミュニティマネージャーは、魚沼市の中心市街地のにぎわい創出を達成するために、魚沼市産業経済部商工課の業務に従事。

中心部の商店街の活性化を図るために、空き施設となっている旧図書館を「小出まちなかにぎわいづくり拠点」としてコミュニティ作りの中心地になるよう、イベントや交流会の開催を推進し、食や自然等魚沼市独自の魅力を体験でき、その価値をさらに向上するような機会の提供や、地域経済の活性化に向けた様々な活動を行ってまいります。

◼︎協定締結式を実施

ATOMica 代表取締役 Co-CEO 南原一輝(左)、内田幹夫魚沼市長(右)

8月28日(水)に、魚沼市役所内において、地域活性化起業人の協定締結式を実施いたしました。

式では、内田幹夫魚沼市長、魚沼市役所 産業経済部副部長 小島勉氏、ATOMica代表取締役Co-CEO 南原一輝、当社で魚沼市への派遣社員となるコミュニティマネージャー 野田国広が参加し、本取り組みについての説明と調印を行いました。

魚沼市役所での「協定締結式」の模様(写真左)、地域活性化起業人として活動する、ATOMica コミュニティマネージャー 野田国広(写真右)

コメント

◯内田幹夫魚沼市長
「魚沼市の大きな課題は、活力の低下です。今回の取り組みでは、ATOMicaさんが全国に展開しているノウハウや知見を野田さんを介して魚沼市に提供いただけると嬉しいです。それが、地域の活性化、にぎわい創出につながると期待しています。旧図書館の拠点を活用し、地域のみなさまが、商店街に行ってみたいと思うようなワクワクする企画を学生や若い経営者を巻き込みながら、つながりとともに作っていただきたい。市も一緒に取り組んでいきます」

◯株式会社ATOMica 代表取締役Co-CEO 南原一輝
「新潟・長岡市の拠点をはじめ、仙台から沖縄まで日本各地計37施設に携わらせていただいていますが、魚沼市には、人や食、レジャーといった素敵なコンテンツがすでに存在しています。そこに、ソフトの企画とテクノロジーの利用や我々が培ってきたノウハウである街を盛り上げていく、人をつなげていく取り組みを注入していくことで、もうすでにあるコンテンツをさらに盛り上げていければと考えています。派遣する野田を介して、商店街の賑わいや、街の方々にとってワクワクするような出会い、つながりを実現していきたいです。ATOMicaも挑戦にはなりますが、魚沼市さんと足並みを揃えて頑張っていきたいです」

◯株式会社ATOMica 立ち上げコミュニティリード 野田国広
「ATOMicaでのコミュニティマネージャーとは別に、全国各地で街づくりに携わる行政や民間の方など、約500人にインタビューして、全国各地の取り組みの事例を紹介するインタビューサイトを個人で運営しています。そこで培ったノウハウを活用し、商店街の方々をはじめとする地域の方々が、生き生きと活動していくための、ワクワクするような施策を実行していきたい。また、この魚沼市が他県から憧れるような面白い街にできたら、と思っています」