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「深谷ねぎ」の町、埼玉県深谷市に『アグリテック交流施設 カタリバ深谷』がオープン
〜ATOMicaが深谷市の農家とアグリテック企業をつなぐ施設運営をサポートし、深谷市の農業活性化を目指す〜
ソーシャルコワーキングスタートアップの株式会社ATOMica(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役:嶋田 瑞生、南原 一輝、以下ATOMica)は、埼玉県深谷市からの運営業務を受託し、「アグリテック交流施設 カタリバ深谷」の運営を2023年10月30日(月)より開始いたします。
なお、本施設の運営受託により、ATOMicaスタッフが常駐で施設運営を行う「共創拠点」としては21拠点目、「直営拠点」やknotPLACE(ノットプレイス)をはじめとしたテクノロジーで運営を支援する「提携拠点」も含めると40拠点目となります。
※アグリテックとは農業(Agriculture)×技術(Technology)を掛け合わせた造語。スマート農業と同義。
「アグリテック交流施設 カタリバ深谷」について
https://katariba.atomica.co.jp/
深谷市は、深谷ねぎをはじめ多様な農畜産物の一大生産地ですが、後継問題や技能伝承、昨今の異常気象による影響など様々な課題を抱えており、農業の持続可能性が危ぶまれています。
こうした様々な農業課題を解決するためのアグリテック(農業×技術)、それに取り組む情熱をもった企業(アグリテック企業)が集積する深谷版シリコンバレー 「DEEP VALLEY」の実現を目指しています。
「アグリテック交流施設 カタリバ深谷」は、人と情報のハブとなる場所です。アグリテック企業や生産者、農業関係団体、学生、研究者などが気軽に訪れ、マッチングやイノベーションが生み出されることで、アグリテック企業が深谷市に集積するきっかけとなる拠点を目指します。
「アグリテック交流施設 カタリバ深谷」は、農家、アグリテック、学生・企業などの交流の場として、プログラムなども実施していく予定。
DEEP VALLEYについて
深谷市は、アグリテック企業の集積に挑戦すべく、2019年に「DEEP VALLEY アグリテック集積宣言」を発表。
宣言後、市内での実証実験21件、有償サービス数6件、現在、市内に拠点を構え、活動しているアグリテック企業数3社と、DEEP VALLEYの実現に向けて動いています。
その他にも、アグリテック分野のビジネスコンテストとなる『DEEP VALLEY Agritech Award』の開催や農家向けアグリテック活用セミナーの開催、アグリテック見学・体験会の実施などを通して、深谷を舞台に、アグリテックの力で日本の農業課題を解決し、日本の地域を豊かにする挑戦を続けています。