ソーシャルコワーキング®︎スタートアップの株式会社ATOMica(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役:嶋田 瑞生、南原 一輝、以下「ATOMica」)は、三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植田 俊、以下「三井不動産」)、森永乳業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大貫 陽一)、東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:喜㔟 陽一)が推進する「田町駅西口駅前地区開発事業(以下「本事業」)」において、田町・三田エリア一帯におけるイノベーションのエコシステム形成のため、ビル4階に計画する産業支援施設(以下、「本施設」)の運営パートナーとして参画することをお知らせします。
全国50以上の施設で培った場づくりの実績をもとに、田町・三田エリアに集う企業や社会課題解決に取り組むスタートアップの挑戦を支え、街全体の新しい出会いや共創の循環を生み出してまいります。
■プロジェクトについて
本事業は、田町駅西口駅前にある「旧森永プラザビル」の跡地を中心に、敷地面積約0.6ha、延床面積約9.8万㎡のエリアに、オフィス・商業施設・産業支援施設を備えた大規模複合型ビルを建設する開発プロジェクトです。ビルの4階には、社会課題解決に取り組むスタートアップの育成・支援拠点となる本施設の整備が予定されており、株式会社ATOMicaはこれまで本施設の検討パートナーとして関わって参りましたが、今回運営パートナーとしての参画が決定いたしました。
本施設では、街づくりや開発を専門とし産業デベロッパーを目指す三井不動産と、スタートアップ支援やコミュニティづくりに実績を持つATOMicaがタッグを組み、地域全体で挑戦を育む仕組みづくりを進めます。
全国50以上の施設で人や機会を繋ぐ場づくりを展開してきた株式会社ATOMicaは、仙台の「アーバンネット仙台中央ビル」や横浜みなとみらいの「横浜シンフォステージ」など、再開発プロジェクトにおけるインキュベーション施設の企画・開発および運営の実績を活かし、本施設の企画開発に参画し、竣工後の施設運営を担います。また、ATOMicaは、自身が増資・融資合わせて20億円以上の資金調達を実現してきたスタートアップでもあります。支援する側・支援を受ける側の両視点を持ち、必要とされる支援を形にできるパートナーとして選定されました。
利用企業の願いや課題を引き出し、エリアに所在する企業等との交流機会の提供や、近接するインキュベーション施設との連携などにより田町・三田エリア一帯におけるイノベーションのエコシステム形成に取り組んでまいります。
■事業概要
事業概要は以下のページからご確認ください。
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2025/1001
■今回の開設に伴うコメント
ATOMica 代表取締役Co-CEO 南原 一輝

ATOMicaはこれまで、日本全国50以上の施設において、様々なコンセプトのコワーキングスペースやインキュベーションスペースを運営してまいりました。本プロジェクトは、まさにその集大成とも呼べる取り組みであると感じています。
田町・三田エリアには、メガベンチャーやスタートアップが多く立地しているほか、周辺には東京科学大学をはじめとする日本を代表する研究機関が立地しています。また、羽田空港からのアクセスにも優れ、海外との結節点としての役割も担う地域です。こうしたイノベーションの源泉となる土壌が整ったこの場所で、これまで当社が培ってきた、ソーシャルコワーキング®︎の仕組みを活かし、幅広い業種が交わるオープンなコミュニティを形成していきます。
コミュニティマネージャーとともに、頼り頼られる関係性をこの田町・三田のエリアでも広げ、出会いから新たなイノベーションが起こり続けるエコシステムの構築を目指してまいります。
